自動運転とは 未来の交通システム
- 2020.06.22
- テクノロジー
こんにちは✨矢島奈月妃です。
2020年の1月28日に自動運転バスが4月に実用化されるというニュースが発表されました。
移動するのに車を使っているという人は多いと思います。
特に田舎では必須である車。
交通弱者が多いのも日本における大きな問題です。
だからこそ自動運転の早期実現が望まれています。
今回はそんな自動運転についてご紹介します。
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自動運転とは
自動運転とは人間が運転をしなくても自動で車を運転をすること。
自動運転は車での備え付けられたセンサーやカメラそしてGPS通信によって実現されます。
「今でも自動ブレーキとかあるけどそれは自動運転じゃないの?」
って思う人もいるかと思います。
実は自動運転には何段階のレベルがあるのです。
そのレベルによってできることが大きく異なります。
自動運転のレベル
自動運転のレベルは次の通り
レベル0 運転自動化なし
レベル1 運転支援
レベル2 部分運転自動化
レベル3 条件付運転自動化
レベル4 高度運転自動化
レベル5 完全運転自動化
それぞれ詳しく説明します。
レベル0 運転自動化なし
レベル0はドライバーが運転の全てを操作します。
世の中に走っている車の多くがレベル0です。
レベル1 運転支援
レベル1はシステムがステアリング操作または加減速のどちらかをサポートします。
車線から大きく離れてしまった時に元に戻すというのがステアリング操作。
前方に障害物があった場合に停止するのがブレーキ操作。
それらステアリング操作やスピード調整のどちらかをサポートする機能があるのがレベル1の車です。
レベル2 部分運転自動化
レベル2はシステムがステアリング操作と加減速のどちらもサポートします。
一方でステアリング操作とスピード調整の両方の機能を持っている車がレベル2。
実際に市販されている車がレベル2までのものとなっています。
レベル3 条件付運転自動化
レベル3 特定の場所でシステムが全てを操作、緊急時はドライバーが操作
レベル3から運転支援ではなく自動運転となります。
ここでいう特定の場所とは高速道路のこと。
高速道路を走行中は運転操作を自動で行います。
ですが緊急時は人間が操作を行わないといけません。
レベル4 高度運転自動化
レベル4 特定の場所でシステムが全てを操作
特定の場所での運転操作の全てを自動で行います。
ドライバーは特定の場所においては運転の必要がなくなります。
レベル5 完全運転自動化
レベル5 場所の限定なくシステムが全てを操作
あらゆる状況でも全て自動で運転してくれます。
いわゆる「完全自動化」でもう車を所有する必要がなくなります。
スマホで1つで目的地まで快適に連れて行ってくれる。
そんな未来の話がもうすぐ来ているのです。
自動運転車が生活にもたらす変化
自動運転車が現実になってくるとまず移動が快適になります。
田舎など交通の便が発達していないところでは交通弱者の人は大勢います。
生活するにはどうしても車が必要。
そんな状況を解決するのが自動運転車です。
どんな人であっても簡単に自動運転車を呼んで目的地まで連れて行ってくれる。
自動運転車の登場によって日々の生活を快適にしてくれます。
事故が減る
車の事故のほとんどの原因が人間の操作ミスです。
ですが自動運転車では全てのコントロールをシステムが自動で行います。
運転を自動で行うことで車の事故を大きく減らすことが期待されています。
渋滞が無くなる
渋滞の原因も人間が不必要にブレーキを踏むからです。
自動運転車が普及すれば交通の流れも全てが自動でコントロールされます。
そして渋滞で消費されるエネルギーが不要となります。
自動運転は実は地球にも優しいのです。
自動運転のまとめ
今回は自動運転車についてご紹介しました。
自動運転車とは人間が運転をしなくても自動で運転をする車のこと。
自動運転車の実現によって
快適な移動、事故の減少、渋滞解消など様々な効果が期待されています。
5Gの登場によって本格稼働していく自動運転。
どんな未来が来るのかこれから楽しみですね。
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