人類の始まりの物語 アダムとイヴの楽園追放

聖書の始まりの物語が創世記。

様々な映画や本にも登場するので知っている人も多いと思います。

この世界は聖書の通りに動いています。

今世界で起きている騒動も実は創世記の中の楽園追放に書いてある通りだったのです。

今回はアダムとイヴの楽園追放について解説します。

アダムとイヴの創造

神は1週間で世界を創ります。

神は6日目に自分の姿に似せてアダムを作りました。

アダムはヘブライ語で土または地上の塵という意味。

アダムは神の命令で地上の全ての生物に名前を与えました。

神はアダムに自分が作った楽園「エデンの園」を与えます。

さらに一人で生きるアダムの孤独を癒すためにパートナーのイヴを作るのです。

イヴはアダムの肋骨から作られたとされます。

イヴは生命や呼吸するという意味。

純粋無垢な2人は美しいエデンの園を生まれたままの姿で幸せに過ごしていました。

アダムとイヴの原罪

神はアダムとイヴに「エデンの園にあるものは何でも食べて良い」と許可を出していました。

2つの例外を除いて。

エデンの園には禁断の果実である「善悪の知識の木の実」と「生命の木の実」。

ある時1匹のヘビがイヴに話しかけます。

「この知識の木の実を食べてごらんなさい。

死ぬことはないしむしろ目が開け神のように善悪がわかるようになる。

ほらこんなに美味しそうじゃないか」

イヴが知識の木の実を見てみると確かにその実は美しく大変美味しそう。

すると神様のようになりたいと願ったイヴ。

その実を手に取って食べてしまったのです。

さらにその実をアダムにも分け与えてしまいました。

実を食べてしまった瞬間に善悪を理解し知識を身につけた2人。

今まで自分たちが裸であったことに気づき急に恥ずかしくなります。

そしてイチジクの葉で自分の身体を隠しました。

そこにふと神の足音が聞こえてきます。

するとアダムとイヴは慌てて木の陰にその身を隠しました。

神はアダムとイヴに呼びかけます。

「お前たちどこにいるんだ?」

アダムはこう答えます。

「あなたの足音が聞こえて私は裸なので怖くなって隠れました」

神は言います。

「お前が裸だと誰が教えた?もしかしてあの木の実を食べた?」

ここでアダムとイヴが善悪の知識の木の実を食べていたことがバレてしまいます。

ですが神はアダムとイヴが何をしたのかを知っていました。

ではなぜ知っていながら2人に問いかけたかというと悔い改めることを期待していたから。

でも2人はその期待に応えられませんでした。

そしてあろうことかアダムはイヴのせいにしてイヴはヘビのせいにします。

お互いが責任のなすりつけを始めたのです。

そして神には謝罪もせずに。

アダムとイヴの楽園追放

神はアダムとイヴのその態度を見て激怒します。

神はヘビに「一生腹ばいで歩きちりを食べて生きることになる」呪いをかけました。

さらにアダムとイヴには罰を与えました。

イヴには「出産時の苦しみと夫に服従しなければならない」

アダムには「労働して自分で食べ物を得なければならない」

さらにいずれは死んでしまうようにもしました。

ここで人類に寿命という概念が生まれたのです。

そして神はアダムとイヴをエデンの園から追い出しました。

彼らは2度とエデンの園には戻ることはありませんでした。

モチーフの意味

蛇

イヴをそそのかしたヘビ。

このヘビはサタンがヘビに化けたものだと言われています。

サタンはルシファーと同一視。

ルシファーは神に嫉妬して神に反逆したことで地獄に堕とされたのです。

ルシファーについては『史上最強の七大悪魔』の記事をご覧ください。

世界の支配者層が崇拝しているのがルシファーです。

このヘビは世界の支配者層のことを表しています。

「この果実は食べても大丈夫だよ。問題ないよ」と流布している様もよく見ますね。

禁断の果実

禁断の果実を食べることで知恵は得ることができるかもしれません。

ですが果実を食べたことで神とのつながりが切れてしまいました。

さらにエデンの園で暮らしていた時のアダムとイヴは半神半人。

禁断の果実を食べたことでただの人間になってしまいました。

つまりは神から人に堕とされたということ。

禁断の果実は神堕としの象徴。

これは今世界中で宣伝されているものを意味しています。

神である自分としっかりと対話して直感に従えばこんな幼稚な欺瞞に騙されることはありません。

ですがヘビにそそのかされて禁断の果実を食べてしまった。

まさに楽園追放と同じ状況が世界で起きているのです。

イチジクの葉

禁断の果実を食べたアダムとイヴは恥ずかしくなったイチジクの葉で隠します。

イチジクの葉は恥ずかしさを隠すための道具。

さらにイチジクの葉はある計画を隠すための謀略を意味しています。

このイチジクの葉は日本人が毎日口元につけているものと全く一緒。

それをつけている者は裏に謀略があるのにそれに気づかない。

ですがつけている人をはたから見ている人には真実が明らか。

口元につけているものにはそういった侮辱的な意味があるのです。

こう見ると今の状況が聖書の楽園追放の流れと全く一緒だということがわかると思います。

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アダムとイヴの楽園追放のまとめ

今回はアダムとイヴの楽園追放について解説しました。

今の状況は驚くほど楽園追放にそっくりです。

この世界は聖書のシナリオをベースに動いています。

あなたが信じようが信じまいがその流れで動いているのはもう明らかです。

だとしたら聖書を読んでおくのは自己防衛にもつながると思いますね。