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世界でいちばん貧しい大統領 ホセ・ムヒカの感動スピーチ

世界でいちばん貧しい大統領 ホセ・ムヒカの感動スピーチ

2012年6月。

南米のある大統領が国連会議の壇上に上がります。

質素なスーツにネクタイなしのシャツ。

彼は世界でいちばん貧しい大統領。

ホセ・ムヒカ。

会場の人たちは小国の大統領の話にそれはど興味を持ってはいませんでした。

ですが彼のスピーチが終わった時に会場には大きな拍手が響き渡ったのです。

今回はホセ・ムヒカのスピーチをご紹介します。

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ホセ・ムヒカ

ホセ・ムヒカはウルグアイの40代大統領。

彼は「世界でいちばん貧しい大統領」と言われています。

大統領公邸には住まず首都郊外の古びた平屋に妻と二人暮らし。

愛車のフォルクスワーゲンを運転し庶民と変わらない生活をして気取らない生き方を貫きます。

また大統領時代の給料の9割を寄付し海外への出張公務費を一度も請求しませんでした。

そしていつしか尊敬を込めて「世界で一番貧しい大統領」と呼ばれるように。

 

2012年6月。

彼は後に伝説と呼ばれるスピーチをするのです。

ホセ・ムヒカのスピーチ

2012年6月。

ブラジルのリオデジャネイロで開催された「リオ+20 国連持続可能な開発会議」。

ホセ・ムヒカは会議の最後のスピーカーとして壇上に上がります。

この場に出席されている世界各国の代表の皆さん。

ありがとうございます。

お招きいただいたブラジル国民、そして大統領閣下に感謝します。

これまでに発言された全ての方々が表明された誠意にも大いに感謝いたします。

いち国家指導者として貧しい人々のための取り決めづくりに仲間として共に参加することを表明いたします。

 

しかし私たちにもいくつか声高らかに質問をすることをお許し願いたい。

今日の午後ずっと私たちは「持続可能な発展」と「膨大な数の貧困者対策」を話し合ってきました。

けれど私たちの本音は何でしょう?

今の発展を続けることが本当に豊かなのでしょうか?

 

質問させてください。

もしドイツ人がひと家族ごとに持っているほどの車をインド人もまた持つとしたら

この地球はどうなってしまうのでしょう?

私たちが呼吸できる酸素は残されるのでしょうか。

 

もっとはっきり言いましょう。

例えば最も裕福な西側諸国と同じようなレベルで70億、80億の人に消費と浪費が許されるとしたら

それを支えるだけの資源が今の世界にあるのでしょうか?

それは可能なのでしょうか?

それとも別の議論が必要ですか?

 

今のこの文明をつくったのは私たちです。

私たちは市場と競争社会から文明という落とし子を生み出し物質面での驚異的な進歩をもたらしました。

そして市場経済は市場社会をつくりだしそれを世界規模に拡大してしまいました。

いわゆるグローバリズムです。

そのグローバリズムを私たちはコントロールできていますか?

逆にコントロールされてはいないでしょうか?

 

こんな残酷な競争で成り立つ社会で「みんなで世界を良くしていこう」

なんて議論が本当にできるのでしょうか?

私たちは本当に仲間なのですか?

 

私は今回の会議を否定するために言っているのではありません。

違います。

逆です。

我々が今挑戦しようとする目の前の巨大な困難は決して環境問題ではなく明らかに政治の問題なのです。

人類は今消費社会をコントロールできていない。

逆に人類のほうがその強力な力に支配されているのです。

 

我々は、発展するためにこの地球上にやってきたのではありません。

幸せになるためにやってきたのです。

人生は短くあっという間です。

しかしその人生こそが何より価値あるものなのです。

 

余計なものを買うためにもっともっとと働いて人生をすり減らしているのは消費が「社会のモーター」となっているからです。

なぜなら消費が止まれば経済がマヒしてしまい経済がマヒすれば不況というお化けが我々の前に姿を現します。

しかし今この行き過ぎた消費主義こそが地球を傷つけさらなる消費を促しています。

 

商品の寿命を縮めできるだけ多く売ろうとする。

今の社会は1000時間もつような電球は作ってはいけないのです。

本当は10万時間、20万時間ももつ電球はあるのにそんなものは作らない。

なぜなら我々はもっと働きもっと売るために「使い捨て文明」を支える悪循環の中にいるからです。

 

これは政治問題です。

我々は今までと違う文化のために闘い始めなければならない。

石器時代に戻ろうとは言っていません。

このままずるずると消費主義に支配されるわけにはいかない。

私たちが消費主義をコントロールしなければならないと言っているのです。

 

ですから私はこれが政治問題だと言いました。

とても謙虚な思いからです。

かつての賢人たち。

エピクロスやセネカ、そしてアイマラ人たちは次のように言っています。

「貧しい人とは少ししかものを持っていない人ではなく

もっともっとといくらあっても満足しない人のことだ」と。

 

大切なのは”考え方”です。

だからこそみなさんと共にこの会議に参加し国家指導者として皆さんと共に努力したいのです。

私の発言はみなさんを怒らせるかもしれない。

しかし気づかなくてはいけません。

 

“水問題”や”環境の危機”がことの本質ではないということです。

見直すべきは我々が築いてきた文明の在り方であり我々の生き方です。

なぜそう思うのか?

 

私は環境に恵まれた小さな国の代表です。

人口は300万人ほど

けれど世界で最もおいしい牛が1300万頭、また素晴らしい羊が800万〜1000万頭。

食べ物、乳製品そして肉の輸出国です。

 

国土の90%が有効に使えるほど豊かな国なのです。

だからかつて私の仲間たちは8時間労働のために闘いついには6時間労働を勝ち取った人もいます。

しかしそうなったら今度は仕事を2つ持つようになりました。

 

なぜか?

たくさんの支払いがあるからです。

バイクやマイカーのローンを次から次へと支払っているうちに

私のようなリウマチ持ちの老人になって人生が終わってしまう。

そして自分に問いかけるのです。

これが私の一生だったのかと。

 

私が言っているのは基本的なことです。

発展は幸せの邪魔をしてはならない。

発展は「人類の幸せ」「愛」「子育て」「友達を持つこと」

そして「必要最低限のもので満足する」ためにあるべきものなんです。

なぜならそれらこそが一番大事な宝物なのだから。

環境のために闘うのなら一番大切なのは人類の幸せであることを忘れてはなりません。

ありがとう。

ホセ・ムヒカのスピーチのまとめ

今回はホセ・ムヒカのスピーチをご紹介しました。

現代社会は物質で溢れています。

それは日本も同じです。

ですが物質であふれていても幸せを感じている日本人は少ない。

かつての日本人も世界からこう評されていました。

「日本人は貧しい。だが高貴だ。」

本当に大切なことは何なのか?

日本人は本当に幸せなのでしょうか?

 
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