天皇が唱える言霊 とほかみえみため 効果と唱え方を解説

こんにちは✨矢島奈月妃です。

言葉には力が宿る。

この言霊という考えは日本人に古来からあったもの。

日本語だけが言霊が宿ります。

日本人の言葉の力というのはそれだけ強いということです。

そんな言霊の中でも歴代の天皇が唱え続けてきた言霊があります。

それが「とほかみえみため」。

今回はとほかみえみためについてご紹介します。

とほかみえみため

とほかみえみためとは日本最古の古神道の祝詞。

歴代の天皇が毎日唱えている言霊です。

天皇は日々この言葉を40回唱えて天照大御神に感謝の気持ちを表現しました。

さらに自ら天照大御神と一体化することで情人では及ばない威光を放ち偉業を成し遂げたのです。

天皇が天照大御神とつながることができることこそが天皇が天皇である証。

「とほかみえみため」とは代々天皇家に伝わる究極の言霊なのです。

神道については『神道とは何か?わかりやすく簡単に解説!』の記事で解説していますのでぜひご覧ください。

ただし唱えていたと確認が取れるのは明治天皇まで。

明治天皇までは天皇が天照大御神と一体となる行の十種神宝御法とくさのかんだからごほうを行っていました。

その祭祀を表の天皇ではなく裏の天皇が執り行うようになったという話もあります。

その祭祀を執りしきるのが秘密結社八咫烏。

八咫烏のトップの3人は裏天皇と呼ばれています。

八咫烏については『世界最強最古の謎多き秘密結社 八咫烏の真実』の記事をご覧ください。

とほかみえみための意味

とほかみえみための「とほかみ」には2つの意味があるとされます。

遠津御祖神とは自分の先祖の神様のこと。

まずは自分の先祖神である遠津御祖神とつながることで他の神々ともつながることができるのです。

十の神様とは別天津神ことあまつかみ、国産みの神、三貴子さんきしの10柱の神様。

別天津神とは

の五柱の神々の総称。

別天津神は他の神々と比べても別格の神様。

国産みの神とは

の夫婦神めおとがみ。

日本の島や様々な神様を生み出しました。

三貴子とは

の三柱の神様のこと。

天照大御神から日本の天皇家は始まったとされています。

「とほかみ」という4文字にこれだけの意味が込められているのです。

1つの文字にも神様の力が宿っているのが日本語の特徴。

そんなすごい言語を操る日本人は言葉を大切にしないといけません。

日本人なのに日本語をまともに読めない人が本当に多くなりましたから。

言葉を正しく使えないということはその人が持っている力を発揮できないということにも。

だからこそ日本人に最も必要なのは国語なのかもしれませんね。

とほかみえみための「えみため」とは「笑えみため」。

つまりは「微笑んでください」ということです。

さらに「感謝します」という意味もあります。

「とほかみえみため」は

遠津御祖神、十の神様、私は感謝しているので微笑んでください

という意味になるのです。

言葉を唱えるだけでこの世界を創造した神様や先祖神とつながることができたらどうでしょうか?

きっとあなたにも大きな力を貸してくれるでしょう。

とほかみえみための効果

天皇も唱えるとほかみえみため。

とほかみえみためを唱えることで様々な効果があるとされています。

特に効果があると言われているものは次の通り

とほかみえみためは様々なパワーを持つ神聖な祝詞です。

唱えるだけで大きなパワーを借りることができるのです。

とほかみえみための唱え方

とほかみえみためには唱え方のルールはありません。

ふとした時や散歩をしている時などいつでもどこでも唱えてOKです。

決まった唱え方はありませんが天皇がどのようにして唱えていたのかをご紹介します。

天皇の作法としては次の通り

とほかみえみためを唱えることで心が落ち着くように感じると思います。

心地よい変化をぜひ味わってください。

日本にはとほかみえみため以外にも様々な祝詞があります。

たとえばひふみ祝詞。

ひふみ祝詞も日本でトップクラスのパワーを持った祝詞です。

ひふみ祝詞については『日月神示の最強祝詞：ひふみ祝詞』の記事をご覧ください。

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とほかみえみためのまとめ

今回はとほかみえみためについてご紹介しました。

究極の言霊と言われている「とほかみえみため」。

歴代の天皇が日本の平和を願って毎日唱えてきたと言われています。

世界最長の歴史を誇る日本を支えてきたのが言霊。

神様と一緒にあったからこそ今の日本があるのです。

あなたもとおかみえみためを唱えてその力を借りてみませんか?