Jアラート　Jアラートが鳴った時にどう対処する?

こんにちは矢島奈月妃です。

2022年10月4日7時22分。

東北地方を中心に不穏な音が響き渡りました。

それがJアラート。

これは北朝鮮のミサイル発射を国民に知らせるものとして鳴り響いたのです。

ではJアラートとは何なのか?

今回はJアラートについてご紹介します。

Jアラート

Jアラートは全国瞬時警報システムのこと。

防災や国民保護に関する情報を人工衛星を通じて瞬時に自治体に送るもの。

国からの情報を自治体の装置が受信することで防災行政無線が自動的に起動して放送(国民保護サイレン)が流されます。

日本近隣の情勢は非常に悪化しています。

いつ緊急事態が起きてもおかしくない状況。

そんな万が一に状況を想定しておき備えておくことは大事なことです。

特にここ80年近く仮初の平和を受けてきた日本人にとっては。

Jアラートの音が怖い

Jアラートの音は意図的に恐怖を感じるようになっています。

それは国民に緊急の注意喚起をするため。

緊急地震速報や国民保護サイレンには人間が本能的に嫌うような周波数の音を意図的に混ぜて作られています。

聴覚弱者にとっても聞き取りやすい音にもなっているのです。

Jアラートの音源はYouTubeでも聞くことができます。

まだ聞いたことがない人は一度聞いておきましょう。

ただし公共の場で緊急速報等の音を鳴らすのは法律で禁止されているのでご注意ください。

Jアラートが鳴ったら

Jアラートが鳴ったらどう行動すれば良いのでしょうか?

どこにいるかによってその対処法が異なります。

それぞれの場合の対処法を見ていきます。

家にいた場合

Jアラートが鳴った時に家にいた場合。

まずしないといけない行動は窓、ドア、出入り口、ガスの元栓を閉めましょう。

雨戸やカーテンも閉めておきます。

これはガラスが割れた時に破片が飛散しないようにするため。

窓ガラスの破片が飛んでこないようなところに移動します。

エアコンや換気扇も切っておきます。

これは室外からの有害物質を室内に入れないため。

家の中で最も安全なのはお風呂。

お風呂は家の中で最も頑丈に作られた部屋です。

そのためお風呂にいることで家の中で最も生存確率が高いと言えます。

また部屋にいる場合は靴と笛を準備しておきましょう。

ミサイルが近くで着弾すると家が大きく歪みガラスや鏡、蛍光灯が割れます。

そうすると玄関までガラスだらけになってしまうのです。

そんな時に靴があるだけでガラス片などから足裏を守ることができます。

東日本大震災では家から逃げ出せなかった人が足の裏を怪我しているケースが多かったのです。

足裏を怪我すると歩くこともままならない状態になってしまいますから。

災害が発生すると72時間は生き埋めになったとしても災害出動で助けてくれます。

ですが72時間もずっと声を出し続けることはできません。

人間が生きている限り呼吸は最低限行っています。

その呼吸の時に最もちゃんと音が出せるのが笛です。

さらに笛は災害犬の耳に聞こえやすい周波数になっているのです。

日本は地震が頻発する地域です。

大きな地震が発生した時も枕元に靴と笛があるだけで生き残る確率をぐっと上げてくれますから。

他のおすすめの備蓄品については『おすすめの備蓄品』の記事をご覧ください。

屋外にいた場合

屋外にいた場合は地下鉄やビルの地下などなるべく地下に逃げるようにしてください。

衝撃があった場合は姿勢を低くして目をつぶって耳を押さえるようにします。

近くにビルなどがない場合は大きな木を探してその風下に避難します。

ただ警報後から到達するまで時間はないので時間内に行ける範囲で検討しましょう。

Jアラートが鳴った時の避難場所は『内閣官房国民保護ポータルサイト』で確認できます。

最寄りの避難場所を事前に確認しておきましょう。

車を運転していた場合

車を運転していた場合はハザードランプを点灯させ安全な場所に停車させます。

車が炎上する可能性もあるのでできる限り車から離れます。

頑丈そうな建物や地下があればそちらに避難するようにしましょう。

電車に乗っていた場合

外の電車の場合は窓から離れた中央に移動します。

そして地面に伏せて頭を守るようにしましょう。

地下鉄の場合は比較的安全と言えます。

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Jアラートのまとめ

今回はJアラートについてご紹介しました。

Jアラートが突然鳴り響くことがあります。

日本が他国から攻撃されることは考えたくありません。

ですが日本近辺も治安が悪化しているため日本がいつ巻き込まれるかわかりません。

日本政府の遺憾砲だけでは正直どうにもならないです。

突然のJアラートに慌てることなく自身の身を守るためにも事前に準備をしておくことが大事ですね。